こと「クラウドネイティブ」の分野では、これまで「トレーニング」と呼んでいた教育研修にあたるサービスを、「道場」あるいは「DOJO」と呼んでいるようですね。
厳密には特に内容や考え方の点で、これまで「トレーニング」と称されてきた研修やトレーニング、ハンズオンとは異なるもののようですが、面白いのはこの「DOJO」という言い方が国外で始まっている点です。
これまでの研修やトレーニング、ハンズオンと大きく異なる点としては、
- 特定のツールやサービスに焦点を置いて、その対象やテーマで完結する内容ではない
- 参加したという状況だけでは全く意味をなさない(これまでは参加だけでも何とかなるものが多かった?)
- 技術習得以外に意識の改革にも力を入れている
などが挙げられます。
弊社の「クラウドネイティブ道場」も、上記を踏まえて、
- 特定のツールやサービスに限定せず、複数のツールやサービスの連携に焦点を置く
- 今後、ご自身での深堀に向けて、最低限ではありますが、とにかく実際に体験いただく
- 今後、担当されるシステムやプロジェクトに合わせて、拡げていくために全体像の理解に注力いただく
といったテーマを持って開発した教材です。そして今でもこの考え方は、間違っていなかったと考えています。
話を元に戻すと、国外の人が「道場」という言葉を知っていたという点も意外でしたが、その意味についても深い知識や理解があったという点がとても興味深く、面白いと感じた次第です。